消費者大学報告
令和7年2月5日(水)13:30~15:30
テーマ:「重要な情報を『わかりやすく』伝えるために」
~ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)
講師:一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)
事務局長 三村 一夫氏
一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)は、科学的データや生活者の常識に基づいて、書類ばかりではなく商品の包装やパンフレット、伝票などの「わかりやすさ」を評価、認証する組織です。「わかりやすさ」とは「わかりにくさの要因」を取り除いた状態というお話しから始まり、改善された沢山の具体的な例を挙げて「わかりやすく」お話し頂きました。
「わかりにくさ」は見つけることが可能で、その理由を特定、定量化し、言葉にして「見える化」出来るということです。
「わかりにくさ」の3つの要因は
1.情報量
2.デザインと文章
3.色彩設計
この3つに配慮することが重要とのことです。
具体的な事例では、市の健康診査受診券の改善で受診率が30%向上し苦情が減少した、また、ねんきん定期便の改善では苦情、問い合わせが75%削減されたなどがあります。
色彩設計については、今はもう学校では色覚検査はしないが実際のところ、男性では20人に一人が色覚に配慮が必要な方がいるとのことで、どのように見えているかも各種紹介されました。
東京都から発行された「東京防災」には入札仕様書に「UCDA認証の取得」が明記されていたそうです。「わかりづらく困っていること」はどこも同じで、それを変えていくことはユニバーサルの持続可能へ繋がると確信しました。