10月3日(木)消費者大学講座
テーマ:食料・農業・農村基本法改正の背景と概要
講師:農林水産省 大臣官房政策課 計画グループ 係長 伊藤宏泰氏
改正基本法のポイントを下記の観点からお話しいただきました。
日本は食料や農業資材の相当部分を海外に依存しており、異常気象や戦争など食料の入手に関して様々なリスクにさらされています。今現在食料の入手はまだ困難ではありませんが、農業の担い手・農地の減少、また、鳥獣害の増加による農作物被害が身近に起こっています。食料自給率の低下に関しては、日本人の食生活の変化が大きな理由でありますが、食料安全保障の観点からとはいえ個人の嗜好まで踏み込めない現状も課題と感じました。